図書カードの仕組み

金券ショップ利用している方
何故図書カードがあんなに沢山、割安に売られているか疑問に思ったことありませんか？
僕はあります。ちょっとだけそのカラクリが判ったのでここに書いておきます。

金券ショップでなら図書カード10，000円分は、だいたい9，700円で売ってます。
金券ショップの方のもうけも考えるともっと安い値段で
入手しているのでしょうが、どこから？　誰が損しているの？

答えは本屋さんが損してます。
本屋さんは、Aという本（10，000円だとします。消費税云々は面倒なので略）を売ってます。
たぬきさんが現金で10，000円だして買いました。
（この場合は本屋さんは10，000円がレジの中に入ります）
きつねさんは図書カードで買いました。
（この場合本屋さんは9，500円しかもらえません）

本屋さんは図書カードの売り上げをどこから現金を貰うのか？
そんな疑問はさておき、支払いが図書カードってだけで
本屋さんは5％安く売っているのです。
（とある本屋の店長から聞きました。そこの本屋は実際5％だけども
他の本屋も一律5％か、どうかは知りません）

つまり、3％安く図書カードを金券ショップが売っても
金券ショップなり、図書カードの元締めなりの手数料は2％の中から
利益をとっているのではないかなぁ〜と思います。

ちなみに本屋さんは本を仕入れるときに
日販なり東販なり出版社さんと本屋さんの間に入る問屋さんみたいな所から
20％程度割り引いた値段で仕入れています。
（これは各々の本屋によって割引率も違えば、医学書など割引率が
著しく低い本もあり一律では無いです。
昔、日販でバイトをしていた時は23％割引で本が買えました。役得）
（ちなみに出版社から直ってパターンもあります。）
（本屋さんへの嫌がらせとしては、本を急いでいる。とにかく急いでいる。
と言って、出版社に頼ませて急いで送らせると、それだけで7％の
利益カットになるそうだ。さらに図書カードで支払うと合計12％もの
利益がなくなります。医学書とか割引率が低い本の種類によっては
急ぎでは取り寄せてくれないでしょうね。多分。）

これを考えると4％引きで図書カードが売られていたら買い！！
（金利と比べると）貯金をおろしてでも買った方が良いかもしれませんね。