一日の計は朝にあり
一年の計は元旦にあり
十年の計は樹を植えるにあり
百年の計は子を教えるにあり

という諺(?)を新聞で見かけたので気になって
ネットで調べると、お坊さんのお教えや
中国の書の話やらでてきました。

言葉や文章は、人それぞれ受け取り方が違ったり
同じ人でも状況によって違ったりするものだと感じております。

お坊さんは子を教えるというのは
[心尽くしと思いやりの「心」とやさしさを 教え育てる]
というのだと書かれておりました。

なるほどなぁ~と感じますが
6歳児を育てている親としては
文章の締めにくる大切な事だという事と同時に
百年の計というほど育児は難しさがあります。

子育ての何が難しいかというと
見守る、特に失敗を見守るのが難しい。
ついつい先回りして失敗しないよう導こうとしてしまいます。

気長に接っする(教える)事が大事だとも思いますが
時間がない朝など、ついつい急がせて
次にアレをしろ、コレをしろと
子供に何をすればいいのか考えるチャンスを奪ってしまいます。

子が1人というのもあってか過保護なのかもしれません。

兄弟が多ければ、親は全員に常に目をくばるというのは
非常に困難なので、子供は親の目の届かない所で
失敗なりなんなりを繰り返していくのでしょう。

カーナビ親という言葉が日経の夕刊に出ていました。
中学受験の受験校決めから、就職先まで目を光らせ導くそうです。

これも少子化によって、親が子を目にかけれる人数のキャパを
超えていないのが原因なのかもしれません。
(子沢山なら一人一人のナビゲーションは時間的に言って
 無理じゃないですかね?)

いずれにせよ、我が家は一人っ子計画なので兄弟は増えませぬ。
親の子離れを心のどこかにでも置いておこうかと思います

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